土木施工管理技士のメリットは?【将来性や年収について解説】

土木施工管理技士のメリットは?【将来性や年収について解説】

2021年7月26日

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一郎さん
一郎さん

土木施工管理技士とったら年収が上がるのかな?
あと、仕事はどれくらい忙しくなりますか?
取得するメリットだけじゃなくて大変なことも教えて欲しいです。

土木施工管理技士を取得するメリットは次の3つです。

  • 昇格できる
  • 年収がアップする
  • 転職するときにも有利になる

マイナビやリクナビなどの求人情報を引用しながら『土木施工管理技士を取得するメリット』を解説します。

ちなみに、マイナビでの求人数は500件以上とかなり多いので土木施工管理技士は『どの企業も欲しがっている』であることがわかります。この理由も解説します。

この記事を読み終えると、土木施工管理技士を取得するメリットが簡単にわかると思います。

この記事の目次

そもそも土木施工管理技士とは?

そもそも土木施工管理技士とは?

土木施工管理技士は『工事をするときに必ず必要な』資格です。

土木施工管理技士には1級と2級があります。さらにそれぞれに施工管理技士『補』という資格があります。

土木施工管理技士補についてはこちらの『土木施工管理技士補の取得で年収アップを目指そう【合格率50%なのでチャンスです】』で解説しています。

土木施工管理技士を取得するとできることは?

土木施工管理技士を持っていると工事現場の『技術者』になれます。

どんな工事でも『技術者』がいないと工事ができません。

これは法律で決まっていて、どんな小さい工事にも必ず『技術者』が1人以上必要です。

土木施工管理技士の1級と2級の違いは?

ざっくりいうと、担当できる工事の金額が違います。

  • 2級土木施工管理技士:4000万円まで
  • 1級土木施工管理技士:どんな工事でもOK

4000万円以上の工事には1級土木施工管理技士を持った監理技術者が必ず必要です。

土木施工管理技士の年収ってどれくらい?

マイナビを見てみると1級土木施工管理技士は年収700万円ほど、2級だと500万円ほどで募集がたくさんありますね。ちなみに未経験だと300万円くらい。

土木施工管理技士は実務経験が長ければ長いほど年収が増える傾向にありますが、若い人でも年収700万円オーバーの求人も出ているのでとっておいて損はないと思います。

土木施工管理技士を取得するメリットは3つ

土木施工管理技士を取得するメリットは3つ

土木施工管理技士を取得するメリットは以下の3つです。

  • 会社で優遇される
  • 年収が上がる
  • 転職に有利になる

 なぜそうなるのか?1つずつ解説しますね。

土木施工管理技士を取得するメリット①社内で優遇される

施工管理技士を取得すると国から企業に『技術評価点』が付与されます。

1級土木施工管理技士で5点、2級土木施工管理技士で2点です。

簡単にいうと、その企業が持っているポイント数です。

このポイント数で担当できる工事の数が決まります。

つまり、会社の中に土木施工管理技士がたくさんいるとたくさん工事(仕事)ができるので儲かるということですね。

施工管理技士が多い⇨たくさんポイントを持っている⇨たくさん工事ができる⇨たくさん儲かる

こういう方程式です。

たくさん儲けるためには、施工管理技士を持っている人がたくさん必要です。

なので、企業は土木施工管理技士を持っている人を優遇します。

土木施工管理技士を取得するメリット②年収が上がる

上でも見た通り、企業は土木施工管理技士を持っている人を優遇します。

マイナビからの引用ですが、この企業では2級の人には3万円・1級の人には8万円を支給しているみたいですね。企業によって違いはあるものの資格手当があるので年収が上がります。

未経験の人よりも月収が2万円高い+資格手当がつきます。

未経験の人よりも2級土木施工管理技士を持っていると60万円、1級を持っていると120万円高いということになりますね。

資格を持っているだけで、年収が100万円近く増えるなら土木施工管理技士をとった方がいいですよね。

土木施工管理技士を取得するメリット③転職に有利

建設業界は人手不足だと言われています。ちょうど団塊の世代が退職する時期だからですね。さらに若い人の数も少ない。

上にも書いた通り、企業は土木施工管理技士がいないと仕事ができない

つまり、どこの企業も土木施工管理技士を持っている人を欲しがっている

なので、持っているだけで転職に有利になります。

ちなみに、『今の職場でセコカン取ってもなぁ』って思っている人には無料で使える建設業専門の転職サイトRSGで転職をオススメします。
>>土木業界で転職するならRSGがオススメ【建設業界専門の転職サイト】

土木施工管理技士のメリットよりも忙しさが気になる方へ

一郎さん
一郎さん

未経験よりも2級・・・2級より1級・・・。
だんだん忙しくなっていくんでしょ?
働きづめは嫌だなぁ。

大手求人サイト『DODA』のアンケートによると、施工管理技士の残業時間の平均値は37時間で1日2時間近く残業していることになっています。

しかし、このような求人も最近増えていますよ。

このように、建設業界も働き方改革が進んでいます。

こんな企業もありますよ。

このような流れは大きなチャンスになります。

さっきも書きましたが、全国的に人手不足なので、企業も待遇をあげないと人が集まりません。

今のうちに土木施工管理技士を取得しておくと、この画像のような『完全週休2日制、年収680万円、長期休暇あり』みたいな企業に転職しやすくなりますね。

土木施工管理技士はメリットが多い資格【まとめ】

土木施工管理技士はメリットが多い資格【まとめ】

この記事のまとめです。

  • 土木施工管理技士を持っていると会社から優遇される
  • 資格手当が貰えたりして、年収が上がる
  • 土木施工管理技士を持っているだけで転職に有利になる

ちなみに、建設業を取り巻く環境はこんな感じ。

  • 建設業は人で不足
  • 企業は土木施工管理技士を欲しがっている
  • 建設業でも超ホワイト企業が増えている

ちなみに、土木の仕事は国が滅びないかぎりなくなりません。

土木施工管理技士は工事をするために法律で必要とされている資格です。

建設業も働き方改革でホワイト企業も増えています。

つまり、土木施工管理技士は将来的に最強の資格になると思います。

土木施工管理技士は実務経験が必要な資格なので、できるだけ早く取得しておきましょう。

土木施工管理技士を取得するには?

といっても、何から始めたらいいのか?わからないですよね。

土木施工管理技士は2級からスタートします。

ちなみに、実務経験がなくても学科試験は受験することができます。詳しくは『土木施工管理技士補の取得で年収アップを目指そう【合格率50%なのでチャンスです】』で解説しています。

もうすでに、実務経験がある方は、こちらの『土木施工管理技士を独学で合格するためには【1人で勉強してはいけない】』で独学で合格する方法を解説しています。独学といっても通信講座を利用する方法ですが、本屋さんで過去問を買い集めるよりも安いのでオススメです。

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www.betterkiso.com

土木施工管理技士は建設業で最強の資格です。年収アップのために早めにとっておきましょう。