土木施工管理技士の試験内容ってどんなの?
試験内容を知ってから試験対策したいと思っています。
土木施工管理技士の試験内容を知って、効率よく試験勉強がしたい人向け
土木施工管理技士の試験内容は以下の通り
試験の区分 | 出題科目 | 出題の内容 |
---|---|---|
第1次検定 | 土木工学 | 土木一式工事の施工に必要な土木工学、電気工学、機械工学、および建築学に関する一般的な知識を有すること 設計図書に関する一般的な知識を有すること |
施工管理 | 土木一式工事の施工計画の作成方法および工程管理、品質管理、安全管理など工事の施工の管理方法に関する一般的な知識を有すること | |
法律 | 建設工事の施工に必要な法令に関する一般的な知識を有すること | |
第2次試験 | 実務経験 | 自分の実務経験を記述する |
施工管理 | 土質試験および土木材料の強度などの試験を正確に行うことができ、かつ、その試験の結果に基づいて工事の目的物に所有の強度を得るなどのために必要な措置を行うことができる高度の応用能力を有すること設計図書に基づいて工事現場における施工計画を実施することができる高度の応用能力を有すること |
こちらは土木施工管理技士の試験を実施している『全国建設研修センター』からの内容をまとめたものです。
この記事では土木施工管理技士の試験内容とその試験対策方法を解説します。
目次
土木施工管理技士の試験内容と対策まとめ
土木施工管理技士の試験内容とその対策について解説します。
そもそも土木施工管理技士とは?
土木施工管理技士は国家資格です。工事を行うためにはその現場に『技術者』を配置するように法律で決まっています。土木施工管理技士はその技術者になるための資格です。
土木施工管理技士を取得するメリットについて知りたい方は以下の記事が参考になります。
>>土木施工管理技士のメリットは?【将来性や年収について解説】
受験資格は学歴によって異なります
土木施工管理技士を受験するためには学歴に応じた実務経験が必要です。
土木施工管理技士の受験資格について詳しく知りたい方は『土木施工管理技士の受験資格をわかりやすく解説【まとめ】』でまとめています。
土木施工管理技士の試験内容は?
上の表をもう一度書きます。
ちなみに出題科目は1級と2級で共通ですが、内容は少し変わります。
試験の区分 | 出題科目 | 出題の内容 |
---|---|---|
第1次検定 | 土木工学 | 土木一式工事の施工に必要な土木工学、電気工学、機械工学、および建築学に関する一般的な知識を有すること 設計図書に関する一般的な知識を有すること |
施工管理 | 土木一式工事の施工計画の作成方法および工程管理、品質管理、安全管理など工事の施工の管理方法に関する一般的な知識を有すること | |
法律 | 建設工事の施工に必要な法令に関する一般的な知識を有すること | |
第2次試験 | 実務経験 | 自分の実務経験を記述する |
施工管理 | 土質試験および土木材料の強度などの試験を正確に行うことができ、かつ、その試験の結果に基づいて工事の目的物に所有の強度を得るなどのために必要な措置を行うことができる高度の応用能力を有すること設計図書に基づいて工事現場における施工計画を実施することができる高度の応用能力を有すること |
具体的な問題を見てみよう
『一般的な知識を有すること』って書いてあるけど具体的にはどんな問題なの?
土木工学で言うと、土質力学や測量、コンクリートなどの材料の分野から出題されます。
具体的な問題はこんな感じ。
土質試験結果の活用に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか?
(1)土の粒度試験結果は粒径加積曲線で示され,粒径が広い範囲にわたって分布する特性を有するものを締固め特性が良い土として用いられる。
令和3年度 1級土木施工管理技術検定 第1次検定 試験問題Aより
(2)土の圧密試験結果は,求められた圧密係数や体積圧縮係数等から,飽和粘性土地盤の沈下量と沈下時間の推定に用いられる。
(3)土の含水比試験結果は,土の間隙 中に含まれる水の質 量と土 粒 子の質 量の比で示され,乾燥密度と含水比の関係から透水係数の算定に用いられる。
(4)土の一軸圧 縮 試験結果は,求められた自然地盤の非排水せん断強さから,地盤の力,斜面安定等の強 度 定 数に用いられる。
施工管理法は名の通り、適した工法を問われたりします。
法規は労働安全衛生規則などからの出題です。
このように土木施工管理技士の試験問題は広範囲に及びます。
合格するために必要な勉強時間は500時間
土木施工管理技士に合格するために必要な勉強時間は500時間以上とも言われています。毎日19時に仕事から帰ってきて21時から24時まで勉強したとして半年以上かかりますね。
以下では、試験対策はどうしたらいいのか解説します。
土木施工管理技士の試験対策は?
試験内容がざっくり把握できたところで、試験対策をどうすればいいのか見ていきましょう。
土木施工管理技士の試験対策は1人では難しい
上にも書きましたが、土木施工管理技士の合格には500時間以上の勉強が必要と言われています。
毎日3時間くらい勉強しても半年くらいかかりますね。
さらに、土木施工管理技士の試験内容は広範囲です。
仕事で疲れて帰ってきて毎日勉強して寝る・・・。当たり前のことかもしれませんが、かなりツラいですよね。
1人では継続が難しい勉強も誰かに『進捗管理』をしてもらえばやりやすくなりますよね。人間は基本的にナマケモノなので今日はどこまでやらないといけないのか誰かに管理してもらいましょう。詳しくは以下の記事をどうぞ。
>>土木施工管理技士の勉強で大切な3つのポイント
土木施工管理技士の試験対策の方法は3つ
一般的に試験対策は次の3つです。
- 独学する
- 通信講座を受講する
- 専門学校に通う
専門学校は普通に40万くらいするところもありますし、通うのが大変なのでおすすめしません。通信講座も高いものだと10万くらいしますよね。
土木施工管理技士の試験対策は『独学サポート事務局』がおすすめです。
理由は次の3つ
- 料金は3万円ほど(圧倒的に安い)
- 他の通信講座よりもサービスが充実
- 実務経験記述の作文の代行サービスがある
過去問と参考書を揃えようと思ったらこれくらいしますよね。
2次試験の難関である『実務経験記述』も代わりに解答を作ってくれるサービスもあります。
わからない問題も専用のメールで質問し放題ですし、試験直前にもモギ試験で弱点補強できます。
詳しいサービス内容や料金、口コミが気になる方は以下の記事で紹介しています。
>>独学サポート事務局の評判・口コミ【作文代行サービス】
土木施工管理技士の試験内容と対策のまとめ
この記事のまとめです。
- 土木施工管理技士の試験内容は広範囲
- 合格するためには『進捗管理』が大切
試験内容を把握しても、人間は基本的にサボりでナマケモノですので、ちゃんと勉強するためには誰かに勉強の管理をしてもらうことが1番ラクですよ。
1人で勉強できる自信がないけど、専門学校や通信講座は高いって言う方に『独学サポート事務局』はおすすめです。口コミや料金などが気になる方は以下の記事が参考になります。
土木施工管理技士に合格するためにはいますぐに行動しましょう。
ちなみに、受験の申し込み方法は以下の記事で解説しています。
>>土木施工管理技士の申し込み方法を解説【受験の申し込み方まとめ】