高専の入試対策って何したらいいの?
とりあえず何から始めたらいいのか教えてください。
高専の入試対策に悩んでいる人のために、高専入試対策についてまとめました。
この記事の内容
- 高専入試対策はシンプル:赤本を解きましょう
- 赤本の解き方:具体的な解き方を解説します。
- 高専に合格するための入試対策のまとめ
この記事を書く僕は内申点の合計が34で明石高専に学力入試で合格しました。
僕の受験対策は高専入試過去問である赤本を毎日解いてました。
塾に通っていましたが、高専入試をすると行ってからは特別メニューで高専入試対策をしてもらいました。毎日赤本を解いて、わからないところに付箋をして塾の先生に聞くという生活をしました。数学と英語だけは問題集を買って対策していました。
少人数制の塾だったので融通してくれました。大手の塾だとここまでできないかなと思います。
**この記事は5分ほどで読み終わります。5分後には高専合格に向けてやるべき入試対策がわかるようになっているはずです。
目次
高専の入試対策を具体的に解説します
高専の入試対策は意外とシンプルで、とにかく赤本を解きましょう。
高専入試の王道は過去問を解くこと
高専入試対策の王道はやはり過去問を解くことですね。
高専入試対策で過去問を解くのは問題の解き方を覚えるためです。
高専の入試問題は普通高校の問題とは根本的に違います。
高専の問題に慣れること。それが高専入試対策でやるべきことです。
詳しくは以下の記事で解説しています。
>>高専入試で合格したいなら『過去問で問題の解き方』を覚えましょう
過去問の中で赤本が1番優秀です
赤本を出版しているのは英俊社で1974年の創業以来、受験のための書籍を出版している会社です。
50年近い実績で入試問題の傾向分析が的確です。毎年出ている問題の対策方法と、受験の時に出そうな問題の分析が的確でした。
この傾向分析がなければ僕は明石高専に合格できなかったと思います。
赤本を使うメリットについては以下の記事で詳しく解説していますのでどうぞ。
>>高専の過去問は赤本がおすすめです【高専受験対策のキホン】
過去問は5年くらいがちょうどいいです
過去問は年数が多い方がいいのでは?と思われるかもしれませんが、5年分くらいがちょうどいいです。
10年分とかだと全部理解できないと思いますし、10年前の問題を解くこともいいとは思いますが、5年分を何度も繰り返す方が効率がいいと思います。
高専入試対策では赤本を解いて問題の解き方を覚えましょう。
こちらから購入できます。
高専入試では数学と英語を優先的に対策しよう
理由は数学と英語の配点が大きいからですね。
僕の母校、明石高専では数学は1.5倍、英語は1.5倍で採点されます。
数学と英語で点数を取るとライバルに大きく差をつけることができます。
具体的な対策方法は以下の記事が参考になります。
>>高専入試では数学を優先的に対策していきましょう【具体的な対策も解説】
【高専入試対策】赤本を使った具体的な勉強法を解説
高専入試の王道が過去問を解くことで、オススメの過去問が赤本です。
ここからは、『赤本の具体的な解き方』を解説します。
【赤本の解き方1】先頭の傾向と分析のページを軽く読む
毎年出題される問題と、来年はどんな問題が出そうなのかを把握しましょう。
赤本はこの傾向と分析が優秀です。
どんなことに注意して勉強したらいいのか?どんな問題を中心に勉強すべきか?がわかるので軽く読んでおきましょう。
【赤本の解き方2】とりあえず、赤本を解く
初めは分からなくても大丈夫です。
ここで大事なのは分からなかった問題と間違えた問題に違う印をつけることです。
- 分からなかった問題⇨解き方が分からない
- 間違えた問題⇨解き方が間違っていた or 計算ミス
だからですね。
分からなかった問題は解き方が分からなかった問題です。
解説を見ながら解き方を覚えて、解説なしでも解けるようになりましょう。
間違えた問題は計算ミスか解き方が間違っている問題です。
計算ミスならあんまり気にする必要はありませんが、解き方を間違っていた問題は正しい解き方が身につくように解説を見ながら、間違い直しをしましょう。
【赤本の解き方3】解説を見ても分からないなら相談しましょう
学校の先生、塾の先生、家庭教師の先生の誰でもいいです。
高専入試対策で大事なことは『分からないをなくす』ことだからです。
分からない問題がなくなるまで何周も赤本を解こう
ここまでできたら繰り返し。高専入試は地道な努力を積み上げた人が合格できます。
高専入試対策の本質は『問題の解き方を理解する』こと
この解き方をすると『問題の解き方』を理解することができます。
分からないを無くすと『高専の入試問題の解き方』が理解できるようになります。
ここで大事なのは、『わかったフリ』をしないことです。
自分で理解できるまで何度も解くことをお勧めします。
僕が実際にやった対策はこんな感じです
僕の場合は、次のようなルーティンでした。
- 赤本を解く
- 間違えた問題に印
- 塾に行く日に塾長に赤本を渡しておく
- 塾が終わるまでに解説を作ってくれる
- 解説を読みながら問題を解く
- 解説なしで解けるようになるまで解く
これで『分からない問題』を潰していきました。
地道ですが、これくらいしないと高専入試での合格は難しいです。
高専入試に塾は必須ではありません
塾に行っているからって勉強しているとは限りませんよね。
今の時代だったら、オンライン家庭教師の方が効率よく勉強できると思います。
- 塾への送迎がない⇨交通事故のリスク0、移動時間がないのでその分も勉強できる
- 感染症のリスクが減る⇨塾にはいろんな人が出入りします。受験前に気をつけたいインフルエンザなどの感染症のリスクも減ります。
- 時間が自由に指定できる⇨用事があって塾に行けなくてもお金は月払いで払わないといけないですよね。でもオンライン家庭教師なら自分の好きな日時で指定して勉強できるので使った分だけの支払いになります。
このご時世、高専入試対策にはオンライン家庭教師の方がコスパがいいと思います。
オンライン家庭教師についてはこちらで詳しく解説しています。
>>高専入試に塾は必須ではありません【明石高専に合格した方法を解説します】
高専入試対策のまとめ
この記事のまとめです。
- 赤本を買う
- わからない問題は残さない
- 気軽に質問できる先生を作る
- 家庭教師、学校、塾:どこでもOK
高専入試で合格するために人生で1番勉強しよう
僕はこれの全てをやりました。
学校でも赤本をとき、家でも赤本をとき、塾でも赤本を解きました。
人生で1番勉強したと思いますが、そのおかげで明石高専に合格できました。
高専入試対策は赤本を解いて、『問題の解き方』を理解しましょう。地道な努力の積み上げが高専合格に向けての第1歩となります。
高専合格のために学習環境を整えて、赤本を解いて、『分からない』をなくしていきましょう。地道な努力が高専合格のための近道です。