高専受験の参考書はどれを買えばいいの?
参考書の選び方も教えてください。
高専受験の参考書は次の4つを買いましょう。
内申点の合計が34で明石高専に学力で合格した僕が、『高専受験にオススメの参考書』について解説します。
本記事では、高専受験に必要な参考書とその選び方について解説します。
高専受験に本当に必要な参考書を買って、お金を節約しつつ、高専合格するために必要な知識を身につけましょう。
目次
高専受験の参考書は数学と理科と英語だけ買いましょう
高専受験において、参考書は数学と理科と英語だけ買いましょう。
なぜなら、高専受験においてこの3つの科目は点数が優遇されているからです。
高専受験では数学と理科と英語の点数が重要
国立の高専は全国で同じ問題を使います。
でも、各高専で配点に違いがあります。
僕の母校である、明石高専からの引用です。
「学力選抜」は、学力検査(理科、英語、数学、国語、社会)および調査書を総合して行います。学力検査問題には全国高専の共通問題を使用しますが、本校では英語と数学の2教科に重みをかけて、それらの配点を150点、他の3教科を100点としています。
http://www.akashi.ac.jp/admissions/qa.html
つまり、英語と数学は満点が150点になります。
1つあたりの点数が1.5倍になるということです。
具体例を見てみましょう
全てのテストが100点満点だったと仮定して、以下の2人を比べてみましょう。
- A君:すべての科目で70点をとった
- B君:数学と理科は90点、それ以外は55点
この場合、合計点を比べるとA君は350点、B君は345点になります。
つまり、合計点からはA君の方が高い点数をとったということになります。
では、高専受験の場合を考えてみましょう。
僕の母校、明石高専では、数学と理科の点数が1.5倍されます。
そうなると上の2人の点数は次のようになります。
- A君:数学と理科で105点、それ以外で70点をとった
- B君:数学と理科は135点、それ以外は55点
この場合の合計点は、A君:420点、B君:435点となります。
つまり、B君の方が高い点数をとったことになります。
つまり、高専受験では、『優遇されている科目』で点数を取る方がいいということがわかります。
ですので、高専受験の参考書は数学と理科と英語を買いましょう。
基本は過去問で勉強するのがおすすめです
上で見た通り、数学と英語(と理科)を重点的は勉強するべきですが、高専受験の王道は過去問で勉強することです。
僕が使ったのは『赤本』です。
赤本(高校別受験対策シリーズ)とは?
赤本(高校別受験対策シリーズ)は英俊社が1974年から発行している過去問です。
赤本はいわば、最も歴史のある過去問題集であり、最も信頼できる過去問題集です。
50年近くも受験対策の書籍を発行している実績から『入試問題の出題と傾向対策』もバッチリです。
明石高専の赤本を出していますが、自分の受験する高専の赤本を買いましょう。
50年以上の実績があるので、これを買っておけば間違いはないです。
赤本を使った具体的な勉強の方法を知りたい方は『高専に受かるには赤本を解こう【明石高専に合格した実体験から解説】』で解説しています。
まずは、出題傾向がしっかり分析されていて、解説の省略がない赤本を書いましょう。
高専受験の参考書はこれがおすすめ
高専受験の問題集には『数学』『理科』『英語』を買いましょう。
今、おすすめな問題集をまとめましたので、購入して解いて行きましょう。
高専受験のおすすめ参考書①数学編
高専の数学の入試問題では図形やグラフの問題につまづきやすいと思います。図形やグラフを中心に対策しているこの問題集がおすすめです。
Amazonでのレビューも高いので安心して購入できますね。
また、著者運営サイト「塾講師が公開! わかる中学数学」で、無料補充問題が公開されていますので、合わせてチェックしておきましょう。
高専受験のおすすめ参考書②英語編
高専の英語の入試問題では、計算問題もあったりします。(高専らしいですね。)
とりあえず、こちらがおすすめ。
ちなみに、高専受験では長文問題が必ず出題されます。
長文が苦手な場合は、こちらの問題集で対策しましょう。
高専受験のおすすめ参考書③理科編
理科は点数が優遇されていない高専もあります。
優先順位は低いですが、高専の理科の問題は基本的に難しいので余裕があれば対策しましょう。
【まとめ】高専受験におすすめの参考書
高専の受験問題は高校受験の問題と違い少し特殊です。
そのため高専受験では『問題の種類』と『その解き方』を多く覚えている(解いたことがある)人が有利になります。つまり、できるだけ多くの問題に触れて、実際に解いて、解き方をマスターすることが大切です。
赤本も過去5年分の問題があって、高専の受験対策には十分な量です。でも、多くの受験生もやってることなので、さらに上を目指すなら数学・理科・英語の問題集は必須です。
まずは赤本を買いましょう
50年以上の実績があるので、これを買っておけば間違いはないです。
数学と理科と英語の参考書のおすすめはこちら
高専受験のコツは『解き方のパターンを覚えること』です。
なぜなら、高専受験で大切なことは時間内にどれだけ多くの問題を解くか?にかかっているからです。
特に数学と英語(と理科)は配点が高い(または、問題数が多い)ので正確に早く解く必要があります。
こちらの塾技シリーズは効率よく問題を解くことに特化しているので高専受験の参考書としておすすめです。
高専受験のおすすめ問題集をまとめました。
基本的には赤本で対策を進めるだけで大丈夫ですが、気になった参考書があればとりあえず見てみることをおすすめします。