公害防止管理者には、国家試験と公害防止管理者等資格認定講習があります。
ネット上では国家試験の話は多い一方で、公害防止管理者等資格認定講習の実態は、意外と情報が少ないと感じました。
自分も受講前は、
- どんな内容なのか
- 本当に通るのか
- どれくらい勉強が必要なのか
が分からず、かなり身構えていました。
この記事では、
- 実際に受けた講習の内容
- 正直な感想
- どう勉強して修了試験を通したか
だけを書きます。
攻略記事でも、資格おすすめ記事でもありません。
「受けてみたら、実際どうだったか」という記録です。
目次
公害防止管理者には「国家試験」と「公害防止管理者等資格認定講習」がある

公害防止管理者には、大きく分けて2つの取得ルートがあります。
国家試験の位置づけ
国家試験は、
- 自分で勉強を進める
- 科目合格制度が使える
という特徴があります。
たとえば、大気4種を取ったあとに大気2種を狙う場合、同じ科目は免除されるため、段階的に大気1種まで進めることも可能です。
腰を据えて取り組む人にとっては、かなり合理的なルートだと思います。
公害防止管理者等資格認定講習の位置づけ
一方、公害防止管理者等資格認定講習は、
- 受講条件がある
- 科目合格制度は使えない
- 一発勝負に近い
という特徴があります。
僕は最初から、この公害防止管理者等資格認定講習を選びました。
理由は単純で、エネルギー管理士を取得した時から「戦い方」を決めていたからです。(この件の詳細は『公害防止管理者は何に効く資格なのか』で解説しています。)
実際に受けた公害防止管理者等資格認定講習の内容

ここからは、完全に体験談です。
僕が受けたのは 大気4種の講習 でしたが、
構造自体は他の区分でも大きくは変わらないと思います。
動画講義:正直かなり退屈
講習の中心は、動画講義です。
- 講師の方が話す
- スライドショーで説明
- テンポはゆったりめ
正直な感想を言うと、かなり退屈でした。
ボリューム感も「多いな」という印象で、全部を真面目に聞こうとすると、かなりしんどいです。
ここを完璧に理解しようとすると、たぶん途中で疲れます。
単元テスト:難易度は高くない
動画講義の途中には、単元テストがあります。
といっても、
- システム上で4択問題が出るだけ
- 何回かやれば突破できる
という内容で、難易度は高くありません。
ここは「理解度確認」というより、進行チェックに近いと感じました。
修了試験はどんな感じだったか

修了試験については、内容の詳細を口外しない約束があります。
なので、ここでは形式と感触だけを書きます。
CBT形式で4択問題が中心
修了試験は、CBT形式でした。
- 4択問題
- 問題数は40問前後だった記憶
演習問題や過去問をやっていれば、
見覚えのある内容が多い印象でした。
「講習を受けた人向け」に作られていると感じた
修了試験は、
動画講義の細かい内容よりも演習問題・過去問寄り
の出題だと感じました。
講習で「重要」と言われていた部分が、出なかったりもしました。
正直、講師の方は修了試験の問題を把握していないのではという印象も受けました。
僕がやった講習の進め方(かなり現実的)

気合や根性の話はしません。
実際にやったことだけ書きます。
動画は「流し見」で十分だった
動画講義は、
- 全部を理解しようとしない
- 分からない問題が出たら戻る
という使い方をしました。インプットは最低限でいいと思います。
演習問題と過去問に集中した
勉強の中心は、ここでした。
計算問題→ 過去5年分くらいはきっちりやる。完璧に解けるようになるのがベスト
公害の歴史、大気汚染物質の推移、法令関係など→このあたりは、年によって答えが変わることがあったので、直近3年分を重点的に見ました。
「分からないところを潰す」より、取れるところを確実に取る意識です。
公害防止管理者等資格認定講習のメリットとデメリット

公害防止管理者等資格認定講習は国家試験に比べて「簡単」と言われることもありますが、実際はメリット・デメリットがはっきりしています。
公害防止管理者等資格認定講習ルートのメリット
- 勉強範囲が見えやすい
- 実務と結びつけやすい
- 一気に終わらせられる
短期間で通したい人には、向いています。
公害防止管理者等資格認定講習のデメリット
- 科目合格制度が使えない
- 大気4種 → 2種 → 1種と免除を使って積み上げることができない
- 一発勝負に近い
将来、上位区分を狙うなら、国家試験ルートの方が合理的な場合もあります。
この話の位置づけ
この記事は、
- 資格攻略記事
- 合格体験記
ではありません。
公害防止管理者をどう使ったかという話の補足資料です。
資格を評価や出世ではなく、会社の中での役割としてどう位置づけたかは、別の記事で書いています。

