
「会社からエネルギー管理士(エネ管)を取れって言われたけど、正直やる気が出ない……」
「数ヶ月も勉強して、結局仕事が増えるだけなら意味ないんじゃないか?」
この記事にたどり着いたあなたは、おそらくこんな疑問を持っているはずです。
僕も、まったく同じことを思っていました。
実際、一度は国家試験に落ちていますし、「こんなの取って何になるんだ」と本気で思っていました。
でも今は、この資格のおかげで会社の中での立ち位置が大きく変わりました。
「やらされる資格」だったものが、「自分のポジションを守る武器」に変わった感覚です。
今、この記事を読んでいるあなたも、「損をしたくない」という不安を感じているのではないでしょうか。
無理もありません。エネルギー管理士は合格率30%前後と簡単ではなく、世間的な知名度も高くありません。「取っても意味ない」と言われることもあります。
ちなみに僕は、令和7年にエネルギー管理士に合格しました。

※一度は不合格でしたが、戦略を変えて取得しました
ただし結論から言うと、「会社のため」に取るなら、この資格はコスパが悪いかもしれません。
でも、「自分の人生を守る武器」として使うなら、これほど強い資格はありません。
この記事では、新卒4ヶ月で会社を辞めたあと、製造業で「資格×キャリア戦略」を実践してきた僕が、エネルギー管理士をどう使えば“自由に働くための武器”になるのかを、実体験ベースで解説します。
- なぜ「仕事が増える資格」が「市場価値アップ」に変わるのか
- 会社の中でポジションを取るための使い方
- やる気がなくても合格できた現実的なルート
読み終える頃には、
「やらされている勉強」が「自分の人生をコントロールする戦略」に変わっているはずです。
僕自身のこれまでの経緯や、なぜこの働き方にたどり着いたのかは、こちらでまとめています。
▶︎ 明石高専卒・早期離職。どん底から始まった僕が、資格を武器に「大手グループで転勤なしの安定」を掴むまで
目次
やる気ゼロだった僕がエネルギー管理士を取るまで

正直に言うと、最初からこの資格を取りたいと思っていたわけではありません。
むしろ、「できればやりたくない」と思っていました。
会社員として働く中で、資格取得は避けて通れないものです。でも当時の僕にとってエネルギー管理士は、「意味がよく分からないし、面倒な資格」という認識でした。
会社に言われて仕方なく受験した話
エネルギー管理士を初めて受験したのは、会社に言われたことがきっかけです。
「必要だから取っておいて」
そう言われて、とりあえず勉強を始めました。
でも正直、やる気はほとんどありませんでした。
・なぜ必要なのか分からない
・取っても給料が上がるわけでもない
・むしろ仕事が増えそう
そんな気持ちのまま、なんとなく勉強していたのを覚えています。
一度落ちて「やっぱり意味ない」と思った
結果は、不合格でした。
「やっぱりな」と思いましたし、
同時に「こんな資格、やっぱり意味ないじゃないか」と感じていました。
ちゃんと勉強していなかったとはいえ、時間は使っています。
それで結果が出なければ、「やらなくてよかった」と思ってしまうのも自然な流れです。
この時点では、エネルギー管理士は完全に「やらされている資格」のままでした。
エネルギー管理士を「戦略」に変えた瞬間

そんな僕の中で、あるタイミングから考え方が変わります。
きっかけはシンプルで、「会社の仕組み」を理解したことでした。
会社は“感情”ではなく“ルール”で動いていると気づいた
会社は人の気持ちではなく、ルールで動いています。
これは働いていく中でなんとなく感じていたことですが、ISOの規定や社内ルールをしっかり読むことで、確信に変わりました。
そこには「どの部署に、どんな資格を持った人が必要か」が明確に書かれています。
つまり、 必要な資格を持っている人は、会社にとって“動かせない存在”になる
ということです。
この時に初めて、資格の見え方が変わりました。
僕の会社で必要だった資格
僕の会社の場合、製造業ということもあり、必要とされる資格はある程度決まっていました。
・エネルギー管理士
・公害防止管理者
・危険物取扱者(乙4種)
これらはすべて、法令や社内規定に紐づいた資格です。
そして重要なのは、 「誰かが必ず持っていないといけない資格」だということ
つまり、ここを押さえればポジションが取れると気づきました。
今回はエネルギー管理士に絞って話しましたが、実際は「資格×ポジション取り」で働き方を変えています。
▶ 土木卒、半年で会社を辞めた僕が「エネルギー管理士」で市場価値を逆転させた生存戦略
エネルギー管理士を取ったことで起きた変化

エネルギー管理士は、持っているだけで評価される資格」ではありません。
“どう使うか”で価値が決まる資格です。
僕の場合は、「会社の中でポジションを取るための武器」として使いました。
会社の中でポジションが変わった
エネルギー管理士を取得したことで、会社の中での見られ方が明確に変わりました。
「この業務はこの人に任せる」
そういう役割が自然と増えていきます。
ただ仕事が増えたというよりも、「必要な人材」として扱われるようになった感覚でした。
公害防止管理者の取得につながった
エネルギー管理士を持っていたことで、次に来たのが公害防止管理者の話でした。
会社として必要な資格であり、「この流れなら自分だろうな」と予想もしていました。
実際に公害防止管理者認定講習で取得することになり、結果として環境系の中核資格を2つ持つことになります。
これは明確に、ポジションを固定する力になりました。
転勤・働き方に対する主導権を持てた
正直、僕は転勤が好きではありません。でも会社員である以上、避けられないものだと思っていました。
ただ、必要な資格を押さえたことで状況が変わります。
「このポジションは動かせない」
そう判断される側に回ることができた感覚があります。
すべてをコントロールできるわけではありませんが、少なくとも“選ばれる側”から“選ぶ側”に近づいた実感があります。
エネルギー管理士を取るだけではもったいない
ここまで読んで、「エネルギー管理士は意味のある資格だ」と感じた人も多いと思います。
ただし重要なのは、その資格をどこで活かすかです。
同じ資格でも、環境によって評価は大きく変わります。
僕が実際に経験したキャリア戦略は、こちらでまとめています。
▶︎土木から製造業へ転職した僕のキャリア戦略|資格でポジションを取り、自由に働く方法
僕はこうやってエネルギー管理士に合格した

とはいえ、「じゃあどうやって取ったのか?」という部分も重要だと思います。
基礎知識がなくてもエネルギー管理士を取れた理由
僕は2度も、エネルギー管理士の国家試験で不合格になっています。
ただその後、エネルギー管理研修という別ルートの存在を知りました。
会社と交渉し、費用(約7万円)を負担してもらい、動画研修(約35時間)+修了試験で資格を取得しました。
ポイントは、「どうやれば取れるか」を考えたことです。やる気ではなく、方法で解決した形です。
基礎知識がなくても合格できた現実的な勉強方法
正直に言うと、僕は「しっかり勉強した」という感覚はあまりありません。
というのも、国家試験ではなく、エネルギー管理研修(講習ルート)で取得しているからです。
このルートは実務経験が必要ですが、
- 動画講義(約35時間)
- 単元ごとのテスト
- 修了試験
をクリアすれば資格を取得できます。つまり、ポイントは「正しいルートを選ぶこと」でした。
実際にやった勉強はこの2つだけ
僕がやったことはシンプルで、次の2つだけです。
- 研修で配布される過去問(昨年度)を解く
- 動画講義の中の演習問題を解く
これを繰り返しただけです。特別な参考書を何冊もやったわけでもなく、難しい理論を深く理解したわけでもありません。
「出るところを繰り返す」ことだけに集中しました。
重要なのは“やる気”ではなく“戦略”
エネルギー管理士と聞くと、「難しい」「ちゃんと勉強しないといけない」と思われがちです。
僕も最初はそう思っていました。
でも実際は、「どうやって取るか」を考えた方が圧倒的に重要でした。
- 国家試験でいくのか
- 研修ルートを使うのか
- どこを重点的にやるのか
これを整理すれば、やることはかなり絞れます。
これからエネルギー管理士を取得する人におすすめの教材
エネルギー管理士の取得方法は、大きく2つあります。
- 国家試験で取得する
- エネルギー管理研修(講習)で取得する
ただし、エネルギー管理研修は実務経験が必要なため、誰でも選べるルートではありません。
そのため、自分の状況に合わせて選ぶことが重要です。
国家試験で取得する人へ
実務経験がない場合は、国家試験での合格を目指すことになります。
正直、エネルギー管理士の試験は範囲が広く、独学だと「どこから手をつければいいのか分からない」という状態になりがちです。
僕自身も最初はそうでした。やる気がある人なら独学でもいけますが、「できるだけ遠回りしたくない」「効率よく進めたい」という人は、最初から流れが決まっている通信講座を使う方がラクです。
僕みたいに「やる気に頼らず進めたい人」は、こういう環境を使った方が結果的に早いと思います。
エネルギー管理研修ルートで取得する人へ
実務経験があり、エネルギー管理研修を受講できる場合は、正直そこまで重たい勉強は必要ありません。
僕自身、このルートで取得していますが、やったことはシンプルです。
- 配布される過去問を解く
- 動画講義の演習問題を解く
この2つを繰り返しただけです。
詳しくは【最新・実体験】エネルギー管理研修は「オンライン」でどう変わった?専門外の僕が2カ月で攻略した学習戦略で解説しています。
そのため、このルートの場合は、基礎を確認できる参考書が1冊あれば十分です。
まとめ:エネルギー管理士は意味のある資格。ただし「使い方」で価値が決まる

エネルギー管理士は、「意味がない」と言われることもありますが、
実際には、使い方次第でキャリアを大きく変えられる資格です。
僕自身も、資格をきっかけに
- 任される仕事
- 働き方
- 将来の選択肢
が大きく変わりました。
ただし重要なのは、「資格を取ること」ではなく、「どう活かすか」です。
同じエネルギー管理士でも、
- 評価される環境
- 活かせる会社
によって、その価値は大きく変わります。
僕がエネルギー管理士を取得したことで、実際に経験したキャリアの変化については、こちらでまとめています。
▶︎土木から製造業へ転職した僕のキャリア戦略|資格でポジションを取り、自由に働く方法
また、
- まずは合格したい
- 何から始めればいいか知りたい
という人は、勉強法やテキストについてこちらでまとめています。
▶︎エネルギー管理士のテキストと独学攻略法|2回不合格から合格した僕の戦略
どちらを選んでも大丈夫です。
一歩動けば、次にやるべきことは自然と見えてきます。

