土の締固めとは【基礎だけ学ぶ】

土の締固めとは【基礎だけ学ぶ】

2020年2月15日
土木工学の解説
太郎くん
太郎くん

土木勉強しているけど、土の締固めって何に使うの?
結局どう言うことなの?

土の締固めとは次のことをいいます。

  • 土を強くする

これだけです。

どうやって強くするのかを詳しく解説していきます。

土の締固めとは

土の締固めとは

この記事を見る前に土の3層モデルを見るとより理解が深まります。

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土の締固め=泥団子作り

あなたは、泥団子を作ったことがありますか?

土を集めて、水をかけて、握って・・・

これって土の締固めです。

泥団子を作る時にはコツが入りますよね。

  • ちょうどいい水分
  • しっかり握る

水が多すぎても、少なすぎても綺麗な泥団子になりません。

また、しっかり握らないとボロボロと崩れてしまいます。

つまり、こう言うことです。

  • ちょうどいい水分=最適含水比
  • しっかり握る=空気を追い出して土を強くする

これが土の締固めの本質です。

土の締固めの本質

土の締固めの本質は土を強くすることです。

土に外から力を加えて土中の空気を追い出し,体積を小さくして密度を大きくすることで強い土となり、水の浸入で柔らかくなったり膨れて崩れたりすることを防ぐことができます。

工事現場などで見るロードローラーやダンパーなどの建設重機はまさに自重や振動によって土中の空気を追い出して密度を大きくする動作をしています。

土の締固めを知る数値

土の締固めで大事な数値が2つあります。

  • 最適含水比
  • 最大乾燥密度

これらを求めるためには突固めによる土の締固め試験を行います。

この試験を行うと山の形をした締固め曲線を書くことができ最適含水比と最大乾燥密度を求めることができます。

これらの値は非常に重要です。

なぜなら、工事現場での管理値に使われるからです。

管理値には締固め度という指標が使われます。

締固め度とは(現場で測定された密度/最大乾燥密度)で85〜95%以上などで管理されています。

土の締固め【まとめ】

土の締固めとは、土を強くする方法です。

土を強くするためには、次のことが大切です。

  • 最適含水比=ちょうどいい水分
  • 土の中の空気を追い出す=しっかり握る

こちらの記事でもう少し詳しい解説をしています。