『1級って2級の時とおんなじ勉強方法でいいの?』
『というか、どうやって勉強したらいいか忘れた。』
1級土木施工管理技士の合格への近道はたった2つだけ。
シンプルですが、これだけ。誰でもできます。
1級土木施工管理技士に合格できる勉強方法を解説します。
目次
1級土木施工管理技士に合格する勉強方法
1級土木施工管理技士に合格するためには、過去問の周回と経験記述を作ってもらうことが重要です。
この2つの試験対策が合格への近道です。
1級土木施工管理技士の勉強方法=過去問を周回すること
1級土木施工管理技士の勉強方法とは、過去問を周回することです。
なぜなら、土木施工管理技士の試験は過去問がアレンジされて出題されるからです。
令和5年度の問題と令和3年度の問題を比較します。
土質試験結果の活用に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか?
令和5年度 1級土木施工管理技士 1次試験
- 土の含水比試験結果は、土粒子の質量に対する間隙に含まれる水の質量の割合を表したもので、土の乾燥密度との関係から締固め曲線を描くのに用いられる。
- (以降、中略)
土質試験結果の活用に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか?
令和3年度 1級土木施工管理技士 1次試験
- (中略)
- (中略)
- 土の含水比試験結果は、土の間隙中に含まれる水の質量と土粒子の質量の比で示され、乾燥密度と含水比の関係から透水係数の算定に用いられる。
- (中略)
このように、選択肢の最後だけが違うなど、土木施工管理技士の試験は過去問をアレンジして出題されています。
土木施工管理技士に必要な知識は過去問で勉強できる
試験に必要な知識を得るために参考書をいっぱい買う必要はありません。
過去問を周回すれば、必要な知識を得ることができます。
土木施工管理技士の経験記述は作ってもらおう
土木施工管理技士の2次試験で出題される経験記述は作ってもらいましょう。
詳しくは『【ココナラ・独学サポート事務局】土木施工管理技士の作文代行サービスを徹底比較』で解説しています。
多くの人は、この経験記述の対策に時間を取られすぎている、または対策が中途半端だからです。
このパターンにハマってしまうと試験対策の時間がなくなってしまいます。
この経験記述を代わりに作ってもらうことで、全体の試験対策の時間を確保することができます。
1級土木施工管理技士の勉強方法:過去問の正しい解き方
1級土木施工管理技士に合格するための過去問の解き方は次の3つ。
過去問は毎日、少しでもやる
1級土木施工管理技士の勉強で大切なことは『毎日やること』です。
根性論かよ。
いえいえ、ちゃんとした理由があります。
毎日、やることのメリット
人間っていうのは、毎日やることで、記憶が定着します。
こんな時でも、1問だけでもやりましょう。
1級土木施工管理技士の合格への近道は『毎日、少しでも、続ける』ことです。
全ての解答に『理由』を考える
全てに『なぜ、間違って(合って)いるのか?』を考えましょう。
4択問題なら選択肢全てに答えることで『4問分』の勉強ができるからですね。
こうすると、過去問の周回スピードは落ちますが、勉強効率はアップします。
『間違えた』と『まぐれで当たった』問題には『印』をつけておく
間違えた問題とまぐれで当たった問題には『印』をつけましょう。
自分の実力で正解できなかった問題をやり直すためです。
『過去問を解く→間違えた問題を直す→間違えた問題だけ解き直す』
この順序で進んでいけば効率よく勉強をすることができます。
1級土木施工管理技士の勉強におすすめの過去問3選
1級土木施工管理技士の勉強にオススメの過去問、参考書を紹介します。
1級土木施工管理技士 過去問コンプリート 2024年版: 最新過去問8年分を完全収録
選択肢ごとに丁寧な解説がついているので、この記事で紹介した通りの勉強方法を実践することができます。また、経験記述の解答テクニックも紹介されているので、これ1冊で勉強を進めることができます。
プロが教える 1級土木施工管理 第一次検定 第二次検定
1次試験と2次試験に分けて出版されているプロが教えるシリーズです。
YouTubeの再生回数200万回以上の大人気の現役講師が、過去10年以上の出題傾向を徹底分析しています。
1級土木施工管理技士1次試験の勉強方法
1次試験は以下の順番で勉強するのがオススメです。
- 共通工学・施工管理方(応用能力):必須問題で難易度が高い
- 土木一般:点数がとりやすい
- 法規:難しいけど毎年、同じような問題が繰り返されている
- 専門土木:自分の経験のある分野だけ勉強する
この順番で対策を進めるのが効率がいいです。
1次試験は施工管理・応用能力問題から対策を始める
応用能力問題の合格基準は15問中9問以上(=6割以上)の正答です。
全体で6割以上じゃないの?
全体でも6割以上必要ですが、応用能力問題だけでも6割以上必要です。
応用能力問題は、過去に実地試験と言われていた範囲から出題されています。ですので、施工管理・応用能力から優先的に対策を始めていきましょう。
1次試験の問題数と合格基準
1次試験は96問のうち、65問を解答します。そのうち、合格基準は60%(39点)以上です。
1級土木施工管理技士2次試験の勉強方法
2次試験も1次試験と同様に過去問の周回で試験対策していきましょう。
2次試験の過去問を解いて、解答を丁寧に読む
2次試験は、ほとんど記述で解答します。
過去問を周回しつつ、過去問の解答は丁寧に読みましょう。
過去問の解答を読んで、解答のパターンを覚える
記述式の問題は、自分の解答と過去問の解答が一緒なのかを冷静にみることが大切です。
なので、過去問を解いて、解答をしっかりと(声に出して)読んでみましょう。
そうすることで解答のパターンを理解することができます。
記述式問題の解答パターンを覚えることが2次試験合格の近道です。
2次試験の経験記述は作ってもらう
冒頭でも書きましたが、2次試験の経験記述は作ってもらいましょう。経験記述を作ってもらうことで以下のメリットがあります。
2次試験に合格できない人は、経験記述の対策に時間を取られすぎている、または、対策が中途半端であることが多いです。
なので、作ってもらいましょう。
経験記述を自分で書くなら
経験記述は以下の通りに対策するのが王道です。
自分の工事経験を整理する
自分の携わった工事経験を整理しましょう。
簡単でいいので、書き出してみましょう。
例文を見ながら経験記述を書いてみる
例文を見ながらでいいので、経験記述を書いてみましょう。
パクリはダメですが、こういうふうに書けばいいのかっていうのを参考にとりあえず書いてみましょう。
経験記述の書き方は、『土木施工管理技士の経験記述の書き方【書いた後にやるべきことたった1つのこと】』で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
書いた経験記述をチェックしてもらう
書いた経験記述は必ずチェックしてもらいましょう。『自分の文章を他人が理解できるのか?』これが大切だからです。
会社の先輩や上司などに見てもらってもOKですが、みてもらう人がいないなら、ココナラというサイトで添削してもらうことができます。
まとめ:1級土木施工管理技士の勉強方法
1級土木施工管理技士の勉強方法について解説してきました。大切なことは以下の2つ
『合格するためには自分が勉強する』以外に方法はない。これだけは事実。
とにかく、過去問を周回しましょう。
確実に合格したいなら経験記述は作文代行
確実に合格したいなら、作文作成代行サービスがおすすめ。
確実に合格できる経験記述を作ってくれるので、2次試験の試験対策は過去問に集中できます。
詳しくは、『【ココナラ・独学サポート事務局】土木施工管理技士の作文代行サービスを徹底比較』で解説しています。