
高専卒の転職って、実は大卒より厳しいんじゃないか?
検索すれば「高専卒は就職に強い」「求人倍率30倍」なんて威勢のいい言葉ばかり。でも、いざ自分が「今の会社を辞めたい」と思った瞬間、途端に不安になりませんか?
僕もかつて、同じ不安に押しつぶされそうでした。 僕は明石高専を卒業後、新卒で入った会社をわずか半年で辞めています。当時は「人生詰んだ」と本気で絶望しました。
しかし、外の世界に出て気づいたのは、高専卒というカードは「出しどころ」と「武器(資格)の掛け合わせ」さえ間違えなければ、大卒以上のリターンを叩き出せる最強のカードだということです。
この記事では、ネット上の情報の羅列ではない、半年で離職した僕が実体験から学んだ「高専卒の正しい立ち回り方」と「市場価値を逆転させる生存戦略」を全て公開します。
読み終える頃には、あなたが次にどこへ向かい、何の資格を取るべきか、その地図が手に入っているはずです。
目次
なぜ高専卒は転職市場で「異常に」高く評価されるのか?

「高専卒は就職に強いが、転職には不利」なんて言われることもありますが、現場のリアルは全く逆です。
むしろ、中途採用の市場において、高専卒という肩書きは最強の武器になります。なぜ企業は「大卒」ではなく、わざわざ「高専卒」を指名して採用したがるのか。
その裏側にある、僕たちが無自覚に持っている圧倒的な強みを解説します。
大卒・院卒にはない「20歳での現場感」が最大の武器
高専卒が転職市場で強い最大の理由は、若くして「現場のリアル」を知っていることです。
大学卒が22歳で初めて社会に出るのに対し、僕たちは20歳で図面を読み、実習で手を動かし、泥臭い実務の基礎に触れています。
この「若さ × 技術的素養」の組み合わせは、製造業や建設業界の採用担当者からすれば、喉から手が出るほど欲しい「即戦力」なのです。
「PCに強い・地頭が良い」という期待以上のブランド力
高専卒には、企業側が抱くポジティブな先入観があります。特に「パソコンやITに強い」というイメージは強力です。
Excel、Word、PowerPointなどのオフィスソフトはもちろん、CADやプログラミングの基礎があるという信頼感は、現場DXが進む今の時代、大きな武器になります。
「高専生ならこれくらいすぐできるよね」という期待は、入社後の立ち回りを非常に楽にしてくれます。
「短大卒扱い」と「大卒並み」の残酷な差を突破する

高専卒の転職において、最も注意しなければならないのが「企業の評価基準」です。
どんなに本人が優秀でも、会社の規定によって「短大卒扱い」の枠にはめられてしまうと、その後の昇給やキャリアパスで一生後悔することになります。
僕たちが狙うべきは、高専卒の価値を正しく理解し、大卒と同等のステージを用意してくれる「スイートスポット」です。
企業の「給与規定」一つで将来の年収は決まる
Google検索でも多い「高専卒は大卒と同じ給料か?」という問題。
残念ながら、古い体質の企業では「短大卒扱い」として初任給も昇給スピードも低く抑えられているケースがあります。
一生懸命働いても、入社時の「枠」で評価が決まってしまう。この評価の歪みがない場所を選ぶことが、転職成功の絶対条件です。
狙い目は「大手企業のグループ会社」というスイートスポット
僕が推奨する戦略は、「大手企業のグループ会社」を狙うことです。
- 親会社(大手本体): 院卒エリートがライバル。出世の天井が見えやすい。
- 独立系中小: 高専ブランドに甘え、安く使い倒されるリスクがある。
- 大手グループ: 福利厚生は大手に準拠しつつ、現場の中核として高専卒がリスペクトされる。 ここが、最もコスパ良く「大卒並み、あるいはそれ以上」の待遇を掴み取れる場所です。
「高専生の扱い方」を知っている会社の見分け方

「半年で辞めた自分を拾ってくれる会社なんてあるのか?」――そんな不安を抱える必要はありません。
大切なのは、自分を高く売ることではなく、自分を「正しく扱ってくれる場所」を選ぶことです。
その最大の指標となるのが、社内における「高専文化の浸透度」です。実体験から学んだ、外さない会社選びのポイントをお伝えします。
他校でもOK!「高専OB」の存在は最高の環境保証
転職先を探す際、母校に限らず「高専出身者が社内にいるか」は必ずチェックしてください。
高専OBがいれば、高専カリキュラムの専門性や、逆に「まだ20歳そこそこである」という年齢面の配慮の両方を理解してくれています。 僕の場合も、今の会社に高専OBがいたことで「高専卒=優秀」という土壌がすでにできており、スムーズに馴染むことができました。
業務の「聞きやすさ」が成長スピードを加速させる
OBがいる最大のメリットは、業務でわからないことを質問しやすい心理的な安心感です。
同じ高専教育を受けてきた先輩であれば、こちらがどこまで理解していて、どこで躓きやすいかを直感的に理解してくれます。専門用語一つとっても、共通の基礎知識があるため「説明がスッと入ってくる」感覚があり、コミュニケーションのコストが圧倒的に低くなります。
こうした「自分の境遇を理解してくれる相談相手」が身近にいるかどうかは、特に孤独を感じやすい転職直後の定着率に直結します。
高専卒 ×「必置資格」で、代えのきかない存在になる

高専卒という学歴だけで戦うのは、20代までです。
30代以降も「市場価値」を上げ続け、年収を逆転させるためには、学歴を「資格」という目に見える武器で補強する必要があります。
特に高専生が得意とする「攻略」の力を、ビジネスに直結する資格に全振りすることで、あなたのキャリアは誰にも奪えないものになります。
過去問文化という「高専生の強み」を国家資格に転用する
僕たちは高専時代、膨大な範囲の定期試験を「過去問」を駆使して効率的に突破してきました。
この合格から逆算して攻略する力は、国家資格の取得において圧倒的なアドバンテージになります。難しい理論をゼロから学ぶのではなく、最短ルートで結果を出す。この力を使わない手はありません。
「エネルギー管理士」などの必置資格で大卒の上位互換へ
製造業において、法律で配置が義務付けられている「必置資格」は最強の盾です。
高専卒の現場感に、エネルギー管理士や公害防止管理者などの国家資格が加われば、会社はあなたを絶対に手放せなくなります。学歴という枠を超え、市場価値を最大化させる唯一のルート。
その具体的な手順は、僕の体験談を交えて以下の記事にまとめています。
>>土木卒、半年で会社を辞めた僕が「エネルギー管理士」で市場価値を逆転させた生存戦略
まとめ:高専卒のカードを「どこで、どう切るか」で未来は変わる

「今の職場がすべて」だと思い詰める必要はありません。
高専卒という学歴は、正しく扱ってくれる場所を選び、戦略的に資格を掛け合わせれば、一生食いっぱぐれない最強の武器になります。

半年で会社を辞めた僕が、今こうして前向きにキャリアを歩めているのがその証拠です。
もしあなたが今、転職を迷っていたり、自分の市場価値に不安を感じているなら、まずは以下の2つのステップを検討してみてください。
1. 僕が実践した「逆転の全行程」を知る
土木業界から製造業へ、そしてエネルギー管理士を武器に市場価値を上げた僕の具体的なストーリーを公開しています。
半年で会社を辞めたとき、僕は『もう終わった』と思いました。でも、正しい戦略を知っていたおかげで、すぐに次のキャリアを踏み出すことができました。
数字上の年収アップよりも先に、まずは『半年で辞めても、自分を正当に評価してくれる場所へ行ける』という安心感を手に入れてほしい。その具体的なステップをここに残しておきます。
>>土木卒、半年で会社を辞めた僕が「エネルギー管理士」で市場価値を逆転させた生存戦略
2. 生き残るための「4ステップ・ロードマップ」を辿る
「今の会社を辞めるべきか?」「次に何をすべきか?」を体系的にまとめたロードマップを用意しています。あなたのキャリアを逆転させるための「地図」として活用してください。
【STEP1:現状把握】「自分には価値がない」という呪縛を解き、市場価値を正しく知る

