【高専入試対策】おすすめ参考書・問題集と塾なしで合格を掴む勉強法

【高専入試対策】おすすめ参考書・問題集と塾なしで合格を掴む勉強法

2021年7月13日

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「高専に行きたいけど、内申点が低くて不安…」
「塾なし、あるいは今の塾で高専対策ができなくて困っている」

そんな悩みを持っていませんか? 実は、高専入試は非常に特殊です。一般的な高校入試の対策だけでは、合格点を取るのは難しいのが現実です。

私は内申点の合計が「34」(数学・英語・理科は5、それ以外は3や4)という、決して余裕がある状態ではありませんでしたが、当日試験でほぼ満点を叩き出し、第一志望の明石高専に合格することができました。

合格の決め手は、難しい問題集を何冊もこなすことではなく、「過去問の正しい使い方」を知っていたからです。

この記事では、私が実際に使ったおすすめの参考書と、合格を確実にした「過去問サイクル勉強法」を包み隠さず公開します。塾なしで挑む人も、これを読めばやるべきことが明確になるはずです。

目次

高専は推薦入試と学力入試、どっちを狙うべき?

高専は推薦入試と学力入試、どっちを狙うべき?

高専には主に「推薦」と「学力」の2つの入試形式があります。自分の今の状況に合わせて、どちらに比重を置くべきか戦略を立てましょう。

内申点に自信がないなら「学力入試」一本で逆転を狙え

もしあなたの内申点がオール4(合計36)を切っているなら、推薦入試を狙いつつも、本命は「学力入試」に据えるべきです。 私も推薦入試も受験しました。ですが、内申点の合計が34だったので、早い段階で「推薦は厳しい」と割り切り、学力入試の当日点で満点をもぎ取る戦略に切り替えました。

高専は当日点が重視されるため、内申が低くても当日満点を取れば、明石高専のような難関校でも合格は十分に可能です。

推薦入試を検討する場合の注意点

推薦入試は「受かったらラッキー」くらいの気持ちで挑むのがベストです。推薦対策(面接や小論文)に時間を使いすぎて、学力試験の勉強がおろそかになるのが一番のリスクです。

推薦を受ける場合でも、勉強の軸は常に「学力試験」に置いておきましょう。

内申34でも合格!高専学力入試は「当日点」で大逆転できる

内申34でも合格!高専学力入試は「当日点」で大逆転できる

「内申点が低いから、もう高専は無理かも…」と諦めるのはまだ早いです。実は、高専の学力入試は、公立高校入試に比べて「当日点重視」で逆転しやすい仕組みになっています。

実例として、僕の母校である明石高専の配点データを見てみましょう。

1. 明石高専に学ぶ「逆転可能」な配点比率

明石高専の学力選抜(令和6年度)では、合計870点満点のうち、配点は以下のようになっています。

  • 当日点(学力検査): 600点(全体の約69%)
  • 内申点(調査書点): 270点(全体の約31%)

なんと、全体の約7割が当日のテスト結果で決まります。内申点が多少低くても、当日の試験で数問多く正解すれば、簡単に順位をひっくり返せる計算です。

2. 中3の頑張りで評価を3倍にできる!

さらに注目すべきは、内申点の計算方法です。

  • 中1・中2: 9教科 × 5段階 × 1.2 = 各54点
  • 中3: 9教科 × 5段階 × 3.6 = 162点

中1・中2の時に成績が振るわなかった人でも、中3の1年間を全力で頑張れば、低学年時の3倍の評価を得るチャンスがあります。「昔、内申が悪かったから…」と過去を悔やむ必要はありません。

3. 数学の「傾斜配点」が合格への最短ルート

明石高専を含む多くの高専では、学力検査で数学の配点を1.5倍(150点満点)にする「傾斜配点」を採用しています。

内申点を1点上げるのは時間がかかりますが、数学の過去問を解きまくって当日10点上乗せするのは、正しい勉強法さえ知っていれば可能です。

内申点よりも学力入試で点数をとろう

このように、高専入試は『今から、当日点での逆転』を狙う受験生にとても有利な仕組みです。

私が内申34から合格を掴み取れたのも、この『当日点重視』という高専入試の特性を理解し、残された時間をすべて赤本(過去問)に注ぎ込んだからです。

では、具体的に私が夏休みに赤本を5周以上して、どのように当日点を引き上げたのか。そのスケジュールを公開します。

高専入試の対策はいつから始めるべき?

高専入試の対策はいつから始めるべき?

「いつから本格的に高専対策を始めればいいの?」というのは、多くの受験生が抱く悩みです。結論から言うと、理想は「中3の夏休み」から始めましょう。

中3の夏休みが最大のターニングポイント

高専入試は、公立高校入試とは出題のクセが全く違います。夏休みまでは中学校の全範囲を終わらせることに集中し、夏休みに入った瞬間、まずは「過去問を1年分」解いてみてください。 この時点で点数が取れなくても絶望する必要はありません。「今の自分と高専の壁がどれくらいあるか」を知ることが、合格へのスタートラインです。

内申34だった私の当時のスケジュール

私が合格を勝ち取れた最大の要因は、「夏休み期間の過ごし方」にありました。内申34という不利な状況を自覚していたからこそ、この期間に圧倒的な量をこなしました。

夏休み:赤本(過去問)を5年分、5周以上やり込む

正直、この夏にどれだけ赤本をやり込めるかが勝負の分かれ目でした。1周目は全く解けなくても構いません。解いて、解説を読み、自力で解けるまで繰り返す。これを5周繰り返すことで、高専入試の「型」が体に染み込みました。

2学期以降:学校と受験対策の「二刀流」

夏休みが終われば、最後の中学校生活。内申点をこれ以上下げないために、授業には集中して出席し、提出物も完璧に出しました。

  • 放課後: 学校の宿題を爆速で終わらせ、すぐに赤本の演習へ。
  • 苦手補強: 赤本を回す中で見えてきた「自分の弱点」を、参考書でピンポイントに潰しました。
    • 理科: 化学変化の計算
    • 数学: 複雑な図形問題
    • 英語: 読み終わらない長文問題

夏に基礎体力がついていたおかげで、この時期には赤本もかなりのスピード感で解けるようになっていました。

高専入試の鉄則!まずは「赤本(過去問)」を極めるべし

高専入試の鉄則!まずは「赤本(過去問)」を極めるべし

高専入試対策において、最も重要で、かつ唯一無二の教材が「赤本(過去問)」です。高専の問題はマークシート方式(一部除く)であり、出題傾向が非常に明確です。つまり、過去問を攻略することは、合格への最短距離を走ることと同義なのです。

高専受験に必須の「赤本(高校別受験対策シリーズ)」とは?

高専受験生が必ず手に入れるべきなのが、国立高専の過去問が数年分収録された「赤本」です。これ一冊に高専入試のすべてが詰まっています。まだ持っていない人は、今すぐ自分の受験する年度版を手に入れましょう。

「赤本は各高専ごとに発売されています。自分の志望校の最新版が出ているか、以下からチェックしてみてください。」

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過去問は何年分、いつから解き始めるべき?

過去問は最低でも5年分は用意してください。(赤本は5年分)解き始める理想のタイミングは、中学3年生の夏休み前(6月頃)からです。

中3の1学期までしっかり授業を受けよう

中学3年生よりも前に高専の受験対策を始めても『まだ習っていない』ことがたくさんあります。

そのため、『知らない内容を勉強する→受験勉強をする』というムダが発生します。高専の受験対策では、中学3年生の夏休みまでは学校の授業で学んでおく方がシンプルな受験対策ができます。

それまでに基礎を固め、中3の1学期が終わってから「実践→復習」のサイクルを回すことに集中しましょう。

当日ほぼ満点を取った最強の勉強法「過去問サイクル」

当日ほぼ満点を取った最強の勉強法「過去問サイクル」

私が明石高専に合格できたのは、塾で私専用に組んでもらった「特別なカリキュラム」があったからです。この方法は、塾なしの人でも自分で再現可能です。

問題番号を見ただけで解き方が浮かぶまでやり抜く

私が実践していた「過去問サイクル」の手順は以下の通りです。

  1. 過去問を解く: 本番と同じ時間を測って全力で解く。
  2. わからない問題に印をつける: 答え合わせの際、少しでも迷った問題、間違えた問題にチェックを入れる。
  3. 徹底的に解説を理解する: なぜその答えになるのか、解き方のプロセスを理解する。
  4. 再度解く: 何もみずにスラスラ解けるまで、何度も繰り返す。

最終的には、「問題番号を見ただけで、解法の流れが頭に浮かぶ」というレベルまでやり込みました。これが当日高得点を取るための絶対条件です。

独学だけでは不安、という方はプロの力を借りるのも賢い選択です。高専入試に特化した対策ができる唯一の塾なので、まずは詳細をチェックしてみてください。

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とたん
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高専合格を左右する「数学・英語」の徹底対策

高専合格を左右する「数学・英語」の徹底対策

高専入試において、数学と英語は「合否を分ける重要科目」です。なぜなら、多くの高専でこれらの科目の配点を1.5倍〜2倍にする「傾斜配点」が採用されているからです。

なぜ数学と英語が重要なのか?傾斜配点の仕組み

高専は技術者を育てる学校であるため、理数系の能力が重視されます。内申点が低くても、配点の高い数学と英語で高得点を取れば、一気に逆転合格が現実味を帯びてきます。

数学・英語・理科が重要な理由を解説(明石高専の場合)

簡単な例で解説します。5教科でそれぞれ100点満点のテストでした。

僕の母校の明石高専では、数学と英語は100点満点から1.5倍されます。

数学英語理科国語社会合計
A君80点80点80点80点80点400点
B君95点95点70点65点65点385点

この場合、A君の合計400点(平均80点)、B君の合計385点(平均77点)です。

このままでは、A君の方が高い点数ですが、明石高専では数学と英語が1.5倍されます。そうなると以下の通り。

数学英語理科国語社会合計
A君120点120点80点80点80点480点
B君142.5点142.5点70点65点65点485点

この場合の合計は、A君の合計480点、B君の合計485点となって、B君の方が高い点数になります。

高専は平均的に高得点を目指すよりも、傾斜配点されている教科で高得点を目指す方が総合得点が高くなります。

数学のおすすめ参考書・問題集

高専入試の数学は、一般的な公立高校入試よりも一段階レベルが高いです。特に図形問題は「ひらめき」が必要な難問が出ることも。私は以下のセットで、基礎固めから難問対策まで行いました。

英語のおすすめ参考書・問題集

高専の英語は、とにかく「長文読解」の比重が高いのが特徴です。単語や文法の暗記はもちろんですが、いかに速く正確に読むかが勝負。私は基礎をドリルで固め、あとは過去問で「高専特有の英語」に慣れる戦略を取りました。

塾なし・独学でも高専に合格できる?

塾なし・独学でも高専に合格できる?

「塾に行かないと高専は無理」と思われがちですが、そんなことはありません。正しい戦略があれば、独学でも十分に合格を狙えます。

塾なしで合格するための戦略と学習スケジュール

塾なしで挑むなら、行き当たりばったりの勉強は厳禁です。私がおすすめする、合格から逆算した「最短ロードマップ」をまとめました。

時期やること目標
1ヶ月目5年分の過去問を1周する過去問から自身の苦手や解けない問題を把握すること
2〜4ヶ月目過去問を周回しつつ、間違えた(わからない)問題を解き直すこの期間に過去問5年分が完璧に解けるようになること
5~6ヶ月目制限時間を意識して過去問を周回する12月までには制限時間内に過去問が満点取れるようになること

私が塾でやっていた「過去問サイクル」を自分で回すことができれば、塾なしでも合格圏内に届きます。

塾なしなら『高専模試』を受験しよう

また、独学・塾なしで挑む人が絶対に忘れてはいけないのが「高専模試」の受験です。 塾に通っていないと、自分の今の実力が「志望校の合格ラインに対してどこにいるのか」が客観的に分かりません。

高専模試(ナレッジスター主催など)を受けるメリット

  • 全国の高専受験生の中での立ち位置がわかる
  • 高専特有のマークシート形式に慣れることができる
  • 自分の弱点(あと何点必要か)が明確になる

模試を受けずに本番に挑むのは、地図を持たずに山に登るようなものです。年に数回開催されるチャンスを逃さず、自分の実力を確かめる機会を必ず作りましょう。

>>高専模試についての問い合わせはこちらから

理科・社会・国語の対策はどうする?

暗記系科目でも一定の点数は目指したいところ。基本的に赤本で対策すれば十分ですが、それぞれの科目のコツを解説します。

理科の対策:暗記と計算の「仕分け」がカギ

高専の理科は、物理・化学・生物・地学の4分野からバランスよく出題されますが、公立高校入試よりも「実験考察」や「計算問題」の難易度が高いのが特徴です。

  • 「暗記単元」と「計算単元」を分ける 生物や地学(岩石・天体など)は、とにかく暗記です。私は教科書の図表を丸ごと覚える勢いで詰め込みました。一方で物理や化学の計算問題は、数学と同様に「過去問サイクル」で解き方を体に叩き込みました。
  • 物理の公式は「なぜそうなるか」まで理解する 単なる丸暗記だと、少しひねられただけで解けなくなります。「オームの法則」や「仕事率」など、図を書きながら自分の言葉で説明できるように練習したことが、高得点に繋がりました。

暗記+「資料読み取り」の慣れ

高専の社会は、単純な知識問題だけでなく、グラフや統計資料を使った問題が非常に多いです。「用語は知っているのに解けない」という状態を防ぐ対策が必要です。

  • 資料集を「読み物」として活用する 歴史の年号や地理の地名を覚えるのは当然として、私は教科書や資料集に載っているグラフや地図を眺める習慣をつけました。「この資料が出てきたら、答えはこのパターン」という感覚を、過去問を通じて養いました。
  • 時系列の「流れ」で覚える 社会はマークシート方式なので、似たような選択肢に惑わされない力が重要です。歴史なら「この事件の後にこれが起きた」という因果関係を意識して暗記することで、正答率が安定しました。

過去問で「高専特有のクセ」を掴む

高専入試の国語は、実は全国共通で問題の傾向が似ています。論説文(説明文)が中心で、文章量も多いため、いかに速く「筆者の主張」を見つけるかが勝負です。

  • 接続詞に印をつけて読む 「しかし」「つまり」「したがって」といった接続詞に印をつけるだけで、文章の構造が一気に見えやすくなります。私は過去問を解く際、常に接続詞を意識して「論理の組み立て」を追う練習をしていました。
  • 語彙・漢字は「毎日10分」の積み重ね 国語で意外と差がつくのが知識問題です。ここは知っていれば確実に取れるボーナスステージ。私は毎日寝る前の10分を漢字と語彙に充て、ケアレスミスをゼロにする努力をしました。

高専入試専門塾(ナレッジスター等)やオンライン教材の活用法

「どうしても一人では不安」という場合は、高専入試に特化した専門塾(ナレッジスターなど)やオンライン教材を部分的に活用するのも手です。独学の「補強」として使うことで、効率を最大化できます。

  • ナレッジスター(オンライン塾) 日本最大級の高専入試専門塾。どこに住んでいてもトップレベルの高専対策が受けられ、高専模試も主催しているため、情報の信頼性が抜群です。
  • 飛高専塾(対面・個別) 一部地域で展開している対面型の高専塾。直接先生に質問したい、自習室が欲しいという、かつての私の個人塾のような環境を求めている方に向いています。

まずは無料体験や資料請求で、自分に合うか確かめてみるのが近道です。

志望校別!プラスアルファで差をつける問題集の選び方

志望校別!プラスアルファで差をつける問題集の選び方

基本は過去問ですが、難関高専を目指すなら、もう一歩踏み込んだ対策が必要です。

難関高専を目指すならやっておきたい応用問題集

数学や理科の図形・難問対策として、私は難関私立高校の入試問題も解いていました。初見の難しい問題に動じない「対応力」を養うためです。

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まとめ:正しい参考書選びが高専合格への近道

まとめ:正しい参考書選びが高専合格への近道

内申点が34だった私でも、戦略的な勉強と過去問のやり込みによって、明石高専に当日満点に近い点数で合格できました。

  • まずは赤本(過去問)を5年分手に入れる
  • 数学・英語の対策を優先する
  • 過去問サイクルを、問題を見ただけで解き方が浮かぶまで回す

この3つを徹底してください。諦めずに一歩ずつ進めば、高専の門は必ず開きます。まずは今日、過去問を1年分、解いてみることから始めてみましょう!

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