【指定学科・実務経験】土木施工管理技士の受験資格の用語解説

【指定学科・実務経験】土木施工管理技士の受験資格の用語解説

2023年7月27日

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土木施工管理技士の受験資格でよく出てくる用語をまとめて解説します。

  • 指定学科とは?
  • 実務経験とは?
  • 指導監督的実務経験って?
  • 専任の監理技術者による指導を受けた実務経験??
  • 専任の主任技術者としての実務経験?

受験の手引きを見てもわかりにくいですよね。

自分の卒業した学校が『指定学科』かどうか?どういったものが『実務経験』なのか?

今回は、これらの用語をわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。

指定学科とは

指定学科とは

指定学科とは

『指定学科』とは、国土交通省令で定められている学科です。

具体的には、一般財団法人全国建設研修センターのページにあります。

指定学科かどうか調べる方法

指定学科の調べ方は以下の手順で行います。

  1. 下記のページにアクセスしましょう。(新しいタブで開きます
    https://www.jctc.jp/exam/doboku-1/doboku01
  2. 表1に自分の卒業した学科があるか調べる ちなみに、末尾の『学科』『科』『工学科』はどれでも大丈夫です。 例:土木科=土木学科=土木工学科
  3. 表1になければ、表2から自分の卒業した学校を探して学科があるか調べる

もっと簡単な方法(ページ内検索)

たくさんの中から見つけるのって大変ですよね。

上記リンクで開いたpdf内で、ページ内検索しましょう。

  • パソコンなら、『Ctrl とF』を押して検索する
  • スマホなら共有のマークからページ内検索

神戸大学なら『神戸』と入力すると塗りつぶされるので簡単に見つけられます。

詳しくは以下の記事で解説しています。

自分が土木施工管理技士の指定学科に当てはまるか調べる方法【簡単にわかる】
土木施工管理技士の受験資格見たけど、指定学科ってなんだ?自分はこれに当てはまるのか教えてください。⇦自分の卒業した学科・学校が土木施工管理技士の指定学科かどうか…
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実務経験とは

実務経験とは

実務経験とは、土木一式工事にあたり、その施工計画の作成及び当該工事の工程管理、品質管理、安全管理等の施工の管理に直接的に関わる技術上のすべての職務経験をいいます。

何が実務経験なのか?

試験を主催している全国建設研修センターのページから引用すると次の3パターンです。

  • 受注者(請負人)として施工を指揮、監督した経験 (施工図の作成や、補助者としての経験を含む)
  • 発注者側における現場監督技術者等(補助者としての経験も含む)としての経験
  • 設計者等による工事監理の経験(補助者としての経験も含む)

立場としては以下の通り。

  • 施工管理(請負):工事係、工事主任、主任技術者、現場代理人、施工監督、施工管理係、現場施工係
  • 施工監督(発注者):発注者側監督員
  • 設計監理(設計者):工事監理等

具体的に言えば、半年の工期で工事主任をやりました⇨0.5ヶ月の実務経験

みたいな感じですね。

実務経験として認められないもの

  • 設計のみ
  • 測量、調査、保守、維持、メンテなど
  • 事務仕事
  • 作業員としての経験
  • 雑務
  • 単なる機械の運転、ゴミ処理、土の掘削のみなどの作業

こういった作業は実務経験にならないので注意しましょう。

そして、実務経験にも種類があります。

  • 指導監督的実務経験
  • 専任の監理技術者による指導を受けた実務経験
  • 専任の主任技術者の実務経験

受験の手引きから抜粋しながら1つずつ解説します。

指導監督的な実務経験

受験の手引きを見ると次の通りに定義されています。

指導監督的実務経験とは、現場代理人、主任技術者、工事主任、施工監督等の立場で、部下や下請業者等に対して工事の技術面を総合的に指導・監督した経験をいいます。 指導監督的実務経験は、受注者の立場における経験のほか、発注者側の現場監督技術者等としての総合的に指導・監督した経験も含みます。

試験の手引きを見ると記載例として以下のように書かれています。

指導監督的実務経験の記載例

請負金額の条件は書いてありませんが、以下の通りと考えられます。

  • 発注者から直接請け負っているもしくは下請けがいる(元請け、1次請け)
  • 工事主任等の立場
  • 品質管理や安全管理などの技術指導や指導監督業務を行なった

なお、指導監督的実務経験の証明をした場合、施工体制台帳や施工体系図、工事請負契約者の写しの提出が必要となる場合があります。

専任の監理技術者による指導を受けた実務経験

受験の手引きを見ると以下の要件が必要です。

  • 発注者から直接土木工事を請け負った特定建設業者
  • 主任技術者の要件を満たした後に携わった工事
  • 専任の監理技術者が配置された工事
  • 4000万円以上の請負金額(平成28年5月末までの工事は3000万円以上)

こちらは特定建設業者に所属されている方向けの受験資格でしょう。

ちなみに、主任技術者の要件は次のどちらかです。

  • 2級土木施工管理技士を取得している
  • 大学、短大、高専、専門卒(高度専門士、専門士)なら卒業後3年以上の実務経験
  • 高校、中学、専門卒(専門課程)卒業後5年以上の実務経験

専任の主任技術者としての実務経験

必須要件をまとめます。

  • 主任技術者として従事した
  • 3500万円以上の請負金額で公共性のある(個人住宅を除くほとんど)工事
  • 他の工事現場と兼任していない
  • 施工計画の作成、工程管理、品質管理、安全管理などの土木施工に従事した

この場合、以下の書類提出が必要です。

  • コリンズ登録している場合:コリンズ登録内容確認書
  • コリンズに登録してない: 工事請負契約書と(施工体制台帳・施工体系図・現場代理人主任技術者専任届等のいずれか)

まとめ

【指定学科・実務経験】土木施工管理技士の受験資格の用語解説のまとめ

この記事では、土木施工管理技士の受験資格でわかりにくい以下の言葉について解説しました。

  • 指定学科とは?
  • 実務経験とは?
  • 指導監督的実務経験って?
  • 専任の監理技術者による指導を受けた実務経験??
  • 専任の主任技術者としての実務経験?

この記事を参考にして、自分に受験資格があるか確認してください。

受験資格があった場合もなかった場合も、試験対策は早めに準備しておきましょう。

試験対策について、以下の記事で詳しく解説しています。

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